[クール便対象] クロスシリーズ 鈴木賢二×磐城壽 生酒
[クール便対象] クロスシリーズ 鈴木賢二×磐城壽 生酒
クール便対象品
この商品は品質保持のためクール(チルド)便発送となります。
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新企画商品「×シリーズ」第一弾。
日本酒の神 鈴木賢二先生と仕込む純米吟醸「鈴木賢二×磐城壽」
▼企画背景(蔵元より)▼
同じ米を使ってもそれぞれの酒蔵の味になるのが、水や気候風土の影響を色濃く受ける日本酒です。また、同じ蔵でも杜氏が替わると味も変わるといわれます。当蔵に縁のある方に来て頂き、仕込み配合の作成から仕込み・醪管理から酒になるまでを私どもと一緒に行うという企画を立ち上げました。人と人、技と技が交わり(クロスし)、掛け算のようにより大きなモノを生み出していければという思いです。クロスシリーズの一つだけお約束としまして、原則浪江町産コシヒカリを使用することで、あとはお任せで行って参ります。
※クロスシリーズの企画名は、〇〇〇×磐城壽の「×」を「かける」ではなく、「クロス」と読ませてクロスシリーズです。
まず第一弾は誰にということで、福島県から世界に羽ばたく、日本酒の神・鈴木賢二先生にお願いすることになりました。その鈴木賢二先生が、酒質の設計、仕込み配合の作成、麹菌・酵母の選択、仕込み、醪管理までを通して行った純米吟醸です。鈴木賢二先生ご自身も初めての試みでしたが、これぞ鈴木賢二先生という仕込み配合、仕込み方、水の管理で私どもに新しい気付きや学びを得ることができました。本当にこの企画を立ち上げて有意義な期間でした。
酒質としましては、バランスのよい香りと、日本酒度が進んでないタイミングで搾りながらも爽やかさが前面に出ているものとなっています。
※鈴木賢二氏
福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターの元副所長。現在は退官し、福島県酒造組合の特別顧問。
ハイテクプラザ時代、醸造・食品科にて独自の「福島流吟醸酒製造マニュアル」を作成し、福島県の酒質向上に精力的に貢献。
昨年までの全国新酒鑑評会では福島県の金賞受賞数9年連続日本一は記憶に新しい。
▼ご本人のメッセージ▼
このお酒は、鈴木酒造店の専務であり、かつ鈴木チルドレンの一人である鈴木荘司くんの発案で企画されました。
酒質設計・醪の管理指導はすべて私鈴木賢二が請け負いました。その他の条件として、原料は地元浪江町産の「コシヒカリ」精米歩合60%、しかも米の形に精米する“扁平精米”総米360kg仕込みです。
せっかく私が酒質設計を任されるのですから、私の好みのタイプというのは当たり前です。そこで、福島県産酒の特徴「芳醇・旨口」をコンセプトとしました。
芳醇は、福島県オリジナルの「うつくしま夢酵母」と「うつくしま煌酵母C10」を1:1にブレンドしました。加えて、酒母は私が考案した「一夜酒母」。香りを出すには最適と自負しています。
旨口は、近年、大吟醸酒の製造などで主流となっている「高グルコアミラーゼ麹菌」を使用しました。キレイな甘味と旨味を兼ね備えます。そして、何と言ってもアルコールが16°時点での原酒上槽(酒の搾り)。従来の割水を抑えることにより、十分なほどの旨味を実現させました。
結果的に、仕込み・発酵とも順調に進み、23日目のちょうど良いタイミングで上槽する事が出来ました。酸味も想定よりも低く、フレッシュでマイルド、そしてキレイな味わいのお酒が誕生しました。
肴としては、個人的には、白魚の刺身にぽん酢をかけた物が合いそうな気がします。また、新鮮なシラスなどにも合いそうですね。ぜひとも試されてみてください。
容量:720ml
製造元:鈴木酒造
アルコール:15%